体験レポート(パパ目線)
今回も番外編-2として、立会い出産後についてパパ(パッチー)目線からお届けします。
ただただ”応援の眼差し”の自分と、研修医と医学生らの”勉学的な眼差し”に見守られながら、りこの壮絶な出産の末、双子が生まれました!
(りこ目線についてはseason1#31 “出産⑥“をご参照)
1人目と2人目が産まれた時間差はわずか17分。
1人産むのにも必死なはずなのに連続で2人って。。。
先生からも、2人目、すぐ行けますか?
という問いかけに、りこは迷わず
『行けます!!』
となんとも力強いお言葉。
自分的には『え?マジっすか!?間隔空けずにいくの?』ときょとん。
そうか、そもそも陣痛は続いている状態なんだ。待つ理由はないのか。
でも体力的にそんなすぐにできるものなのか?
といろいろと考えが浮かびながら、おそらく本人より、先生より、医学生らより一番自分がその状況に驚いていたかと思います。
ただただ、リスペクト。
ー 母強し これが出産か ー
テレビのドキュメンタリー番組でもこういうシーンは見たことあるけれど、やはり実際にその場にいると想像以上に命がけだなと感じるし、
生命力ってすごいなと漠然的な何かを身近に実感しました。
出産後、2人は違うそれぞれのベッドに移されましたが、ベッドのネームプレートに記載されているのは
●●●りこ ㋐ 様
と、
●●●りこ ㋑ 様
でしたが、㋐と㋑という表現が少々笑えました。(これは病院によって表現が異なっているのかなとか思いながら)
そして、お決まりのフレーズ、『パパですよ~』を繰り返し唱えながらデジカメでパシャパシャ激写していると、看護師さんらが『えっ?!』
と何やら驚いた声をあげてました。
どうやら看護師さんらが子供らにいくら声をかけても目を開かなかったのに僕が声をかけたらその瞬間にパチッと目を開いたことに驚いたそうです。
『お腹にいるときに赤ちゃんに声をかけてましたでしょ?』と聞かれました。
確かに当時、やはりお決まりのフレーズ、『パパですよ~』はりこのお腹に声をかけていたのは事実。
その声を子供らはちゃんと聞いているらしく、その声を覚えているからこそ反応して目を開いたとのこと。
そうなんだ!?
それを聞いて、産まれた瞬間と同じように感動しちゃいました。
自分の声で初めて目が開いたり、リアクションしてくれるって神秘的でもあり、何よりも嬉しいですよね。
これから出産を控えているご家族のパパさん、ぜひ普段から声掛けしてみてください。
そして産まれた直後に同じフレーズで声掛けてしてあげてください。
きっと、これとない感動を味わえますヨ。
📝ひとくちMemo
お腹の胎児への声掛け
赤ちゃんはママのお腹の中で様々な音を常に聞いています。
子供はお腹の中で、ママ自身の声はもちろんのこと、呼吸音、心臓音、血流の音、
羊水が動く音などを聞きながら育ちます。(もちろん耳の機能が備わった段階です。)
これだけではなく、お腹に話しかけているパパの声や外部の音も聞こえているのです。(もちろん言葉の意味は理解していませんが)
出産後、夜泣きという試練がありますが、この時泣いている赤ちゃんがテレビの砂嵐(映らないチャンネルのザァーって音)の音や、
ビニールをガサガサしたりする音を聞くと泣き止むのはお腹の中にいるときに聞いていたママの血流等の体内環境の音に似ており、どこか安心するからだという説も。
胎児はいつ頃から音が聞こえるようになる?
成長過程で6ヶ月ほどするほど耳自体は聞こえるようになってきていますが、このとき外部の音はまだそこまで聞こえていないようです。
さらに聴覚器官が発達していき、妊娠8カ月(約28週)くらいになればママのお腹を通して外の音や声も聞こえるようになるそうです。
個人差はあるのでおおよその目安となりますが。
音楽も聴かせるといいなんて聞いたこともありませんか?
特定の歌を聞かせると誕生後にその歌に特別な反応をするなどの事例もあるようです。
この頃からパパも声掛けしているとその声を覚えているのかも知れません。
これが現在では割と有力な説となって知られており、いわゆる”胎教”としてこの時期にいろいろと”聞かせる”ことをしている方が多いようです。
看護師さんらが言っているように、僕の時もお腹にいたときに声掛けをしていたから反応して目をパッチリ開けてくれたのかも知れません。
科学的根拠は証明されていないものの、やっても害はないのでせっかくならTryしてもいいかも知れませんね。
以上
次回の ふたごらです から通常版に戻ります。
なお、少々ブログページのリニューアルを行うため、
次回の配信は2020年7月27日(月)を予定しています。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
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