体験レポート
最後の踏ん張りどころ!
足から出てきてしまっている状況は分かっていたので心配もあったが正直それどころではない状態。
とにかくこのまま二人目も自然分娩で産みたかったので私ができることは何でもする!
という覚悟だった。
きちんと深呼吸して波に合わせて力む!どんな状態でも本当にこれに集中していた。
そしてついに!!
二人目が産まれた~!!!!!
産声が聞こえ、やっと安心でき、無事に産まれてきてくれたことに
本当にうれしくて感動で涙が出た!
やっと出産したとかみしめる余裕もあり、陣痛からも解放~。
もうなんとも言えない味わったことのない気持ち。
出産後、ベビ達は検査等処置されているのは分かった。
私は陣痛から解放されたが後処理(*後産)が
残っており分娩台に乗ったまま。
切開部分を縫ったりしてもらった時に陣痛とはまた違う痛みだったからか
思わず声を出してしまって、パッチーが驚き「大丈夫?」と
声をかけてくれたが、もう無事にベビ達が産まれているので
「私のことはどうにでもして~」という状態だった。
一番はベビ達のことが心配だったので自分の事は二の次という感じ。
終始、この双子自然分娩は私らしい出産だったなとつくづく思う。
📝ひとくちMemo
*後産(読み方:あとざん)とは?
赤ちゃんの出産後、子宮内にある胎盤や臍帯(さいたい)を排出すること。
臍帯(さいたい)とは”へその緒”のこと。
無事に赤ちゃんが生まれた!と思いきや、そこで出産が終わる訳ではなく、
赤ちゃんを産んだ後も、それまで赤ちゃんとつながっていた胎盤や臍帯(さいたい)などの
組織が母体の子宮や腟の中に残っているため、これらをきれいに排出する必要がある。
ちなみに後産にかかる時間は、長くても胎児出産後から30分程度。
(30分を超えて自然に排出できない場合は医師の処置が入ることもあり。)
この後産が起こる期間のことを、「後産期(こうさんき)」という。
→なぜかこの場合は“あとざんき”でなく、“こうさんき“と読むのは謎だしややこしい。。。
~後産期(こうさんき)の流れ~
赤ちゃんの出産後は陣痛の強さや周期などが不規則となり、
一時的に陣痛が軽くなるが、しばらくすると再度陣痛が起こり、後産(あとざん)が始まる。
↓
この陣痛によって子宮の収縮が促進され、子宮にへばり付いていた胎盤が剥がれ落ち、
臍帯(さいたい)と一緒に排出される。
↓
胎盤や臍帯(さいたい)が全て排出し終わったら、*会陰切開(えいんせっかい)や裂傷などの縫合。
↓
これで後産および分娩に関わる処置は全て終了。
*会陰切開(えいんせっかい)
分娩時に 、『会陰の裂傷を予防』、『分娩時間短縮』、『母体と赤ちゃんの安全確保』
という目的であらかじめ会陰を小さく切開しておくこと。
(裂傷が酷いと排便障害等の後遺症が残る場合もあるため、会陰の裂傷予防は重要)
一般的に切開部に局所麻酔をしてから会陰切開を行うが、分娩時の痛みの方がはるかに強いため、
麻酔をしなくても切開時の痛みは感じないという人も多い。
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