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双子の育児

陣痛の始まり

体験レポート

分娩待機室に移動をしていろいろと準備が行われる。

まず分娩監視装置(NST)を装着。毎週付けている
ノンストレステストの装置なのでもう慣れたものだ。

そして私の場合は、計画出産なので分娩誘発を行う。

点滴なので私は寝てるだけ・・・

夜勤の助産師さんから日勤の助産師の交代の時間になり
どちらもあいさつに来る。(毎日行われること)

この日のシフトの助産師さんが出産のお手伝いをしてくれる方になる。

私は長い事入院していたのでほとんどの助産師さんと面識がある。

そのため気持ち的には安心感がある。

母から陣痛は波があるから来ているときは痛いけど休む時間も
あるからと何度も聞かされていた。
その為、陣痛の波を想像していたがwhy?
思ってたのと違―う!!

痛いというかただただずっと辛い・・・

痛みももちろんあるんだがなんとも言えない苦しい状態・・・

パッチー(パパ)は10時ごろに病院へ来る予定だったが
あまりに辛い状況だった為、頻繁には連絡取れないと思い、
メールで「辛すぎて連絡できないから勝手に入ってきて」と送る。

これが精一杯なくらい辛かった・・・

ちなみに昼前くらいに義父(パッチーの父の原オさん)と
義母が来てくれたが上記の通り辛い状況なのでちゃんと挨拶もできず・・・

申し訳ない・・・でも、来るの早すぎです(笑)

こんな感じで前途多難な出産が始まった!

📝ひとくちMemo

“分娩誘発” および ”陣痛促進”

☑分娩誘発
陣痛のない状態から薬や器具などで子宮口を拡げたり、子宮収縮を促して人工的に陣痛を誘発すること。
☑陣痛促進
自然分娩では規則的な陣痛が始まると時間経過に伴って起こる間隔が短くなり、強さは増していくのが一般的。
規則的な陣痛が始まったのに途中でその周期が不規則になると(つまり持続時間が長くなったり短くなったりしてしまうこと)、
そのままでは出産に至らないため、規則的にさせるための行為を指す。

~具体的な分娩誘発・陣痛促進の流れと方法~

(1)子宮頸管熟度の判定
赤ちゃんが生まれる時に必要な子宮口の開き具合や”子宮出口”となる子宮頸部の柔らかさ等を内診で確認するが、開き具合や柔らかさが不十分な場合は人為的に子宮口を拡げたり子宮頸部を柔らかくする処置をする。
         
(2)子宮頸管熟化(分娩誘発時のみ)
(1)の判定で子宮頸管の熟化が進んでいないと判断された場合、人工的に器具を挿入して子宮口を拡げていく。
具体的な器具としては以下のようなものがあげられる。

・ラミナリア:水分を吸収して膨らむ細い棒状の器具
・メトロイリンテル:水を入れて膨らます風船のような器具
※陣痛促進の場合は、頸管が熟化していないことはほぼ無いため、この処置は行われない。

上記(1)、(2)の他に”卵膜用手剥離”を行う場合もある。
この卵膜用手剥離によって、自然な陣痛が起こり、薬を使わずに分娩になる場合もある。

これは”卵膜”が刺激されることに加え、物理的に子宮口が拡げられることによって子宮頸管熟化を促すホルモンの産生が促進されることに起因する。

卵膜:お腹の中で赤ちゃんを覆っている薄い膜のこと。
通常は陣痛の前後に子宮から自然とはがれ、産徴(おしるし)と言われる出血がある。
卵膜用手剥離では、子宮頸管熟化を促すために医師が指を使って子宮下部から卵膜をはがす。(同時に子宮口を内側から指を使って拡げる)

(3)子宮収縮薬の投与
子宮収縮薬(主としてオキシトシン)を用いて陣痛を人工的に起こしたり(分娩誘発)、弱い陣痛を強くしたり(陣痛促進)する。
薬による効果は個人差が大きいため、陣痛周期や状況を見ながら少量ずつ点滴にて量を増やしていく。

※(1)~(3)を行っても陣痛が進まないときには卵膜を鉗子などで破って、わざと破水させる「人工破膜」が
行われることもある。
ただし、赤ちゃんより先にへその緒が出てしまったり、子宮内感染を起こしたりするリスクもあるため、赤ちゃんの頭の位置などを確認してから行われる。

 

るーちゃん

次回配信は2020年5月11日(月)です!

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