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双子の育児

自然分娩?帝王切開?

体験レポート

何事もなく順調に計画出産日までいけば出産方法が
選べる状態なので一応、どちらにするか希望を聞かれる。

とはいえ、すぐ決めなくてもそれぞれの説明を聞いて
ゆっくり決めていいよとのこと。

特に帝王切開は手術となるので先生から詳しく説明を
してくれるとのことでパッチー(パパ)も同席できる日を
調整して話を聞くことに・・・

説明内容は主に帝王切開でのリスクと術後の母体の話。

丁寧に話をしていただけたし
、疑問などの質問にも答えてもらえた。

話を聞いたうえで決めるのは私。

パッチー(パパ)も産むのは私なので決めていいよと言ってくれた。

平日の朝、先生たちが回診に来た時、
「出産方法どちらか決めた?」
と担当医から聞かれて
「まだ、悩んでます」と答えると、部長の先生(一番偉い方)が
「自然分娩できるならすればいいよ!何かあったらすぐ対応できるから!」
とあっさり!

ただ周りにいた先生はさらりと言ったこの発言に
「えっ?!」という顔をしていたのをよく覚えている(笑)

担当医やその他の先生方もはっきりとは言わないが
どちらかというと帝王切開がいいように私は感じ取れた。
(あくまで私の感じ方です)

担当助産師さんにも相談したりしましたが基本、
助産師さんは私の意見に寄り添ってくれる。

そして、決めました!!

「自然分娩!!(経腟分娩)」にしよう!!

悩んだ末になぜ自然分娩にしたかというと、
子供を産むのは陣痛(痛い思いをして)産むのもだと思っていたから。
帝王切開は産む痛みはなく産んだ気がしないのが寂しいなと
思っていたので産むのであれば陣痛を味わって産みたい!と。

子供のことを考えると帝王切開のほうがいいのかなとか
本当にたくさん悩みましたが最終的には私のわがままで決めました。

出産経験ある仲の良い友達は出産が想像よりも
大変すぎて2人目は産めないやとおもったくらいだし、
帝王切開が選択肢にあるならその方がと思っているのか私のこの決断に一言。

「ドМだね」と・・・(笑)

そんなこんなで出産予定日と出産方法が決まってその日を待つことに!

📝ひとくちMemo

自然分娩と帝王切開

自然分娩

ほとんどの産婦人科が自然分娩であり、日本では一番多い分娩方法。
自然の流れに逆らわず行う出産のことで、経膣分娩(けいちつぶんべん)や自然分娩のことを総称して指す。
病院によっては、促進剤を使用したり、吸引分娩等を行っても産道を通ってきたら自然分娩とするところが多いようだ。
『医療介助を行わずに出産すること』 とする解釈もあり、定義は曖昧になっている。

自然分娩のメリットとデメリット
〇:出産した感覚が強く、母性が増す。
〇:帝王切開にくらべて産後は母体の回復が早いと言われている。    
〇:家族による立会い出産が可能。
〇:入院期間が短いため、帝王切開より入院費用は安い
▲:お腹の中で双子同士のへその緒が絡まる可能性がある。   
▲:出産時は2回陣痛が来ることから母体への負担が大きい。 
▲:将来、尿失禁や骨盤臓器脱のリスクが上がる。
▲:出産時間・出産日がはっきり分からない(夫に仕事を休んでもらいたい日が曖昧)
<帝王切開>

ママ or 赤ちゃんに何らかの問題が生じ、経腟分娩が難しいと判断された場合に手術 (お腹と子宮を切開)によって赤ちゃんを出産する方法。
大きく分けて予定帝王切開と緊急帝王切開の2種類があります。

1)予定帝王切開
基本的に妊娠37週までの健診で自然分娩が難しいと判断された場合は帝王切開となり、38週ごろに手術が行われることが多いようです。

2)緊急帝王切開
赤ちゃん又はお母さんの体に何か問題が起き、急いで赤ちゃんを取り出す必要がある場合に行われます。

>状況例:
遷延分娩(せんえんぶんべん)
 →出産が長引く状況でリスクが高いと判断された場合。
・胎児機能不全
 →赤ちゃんに異常が見つかったり、健康に問題がある(or生じる可能性が高い)場合。
・常位胎盤早期剥離 (じょういたいばんそうきはくり)
 →赤ちゃんの出生前に胎盤が剥がれる事で子宮内に大量の出血が起こり、危険な状態。


帝王切開のメリットとデメリット
〇:母体に負担がか
かるが、赤ちゃんに対する安全性の向上
〇:産後1年での尿失禁の頻度が低い
▲:立会い出産は不可。
▲:傷口が広がって出血することがある。   
▲:子宮の 戻りが悪いことによる弛緩出血も起こりやすい。 
▲:血栓症(肺塞栓)になるリスク     
 →術後は早くから歩くことも大切。これは血栓ができやすい状況(いわゆるエコノミー症候群)なので、
      その予防となるのだが、帝
王切開は麻酔を打ち、1時間近くベッドで寝ているため、
  通常分娩より血栓ができるリスクが高い。

帝王切開 の名前の由来

ラテン語の「sectio caesarea」(セクチオ・カエサリア)や、ドイツ語の「Kaiser schnitt」(カイザー・シュニット)を経由して翻訳された語とされていますが、本来『切り刻む』という意味が、翻訳の経由の際に誤訳されて”帝王”となってしまった説が有力とされています。
俗説が多く、どれが正しいかは定かでないものの、いずれも“誤訳”されたことが要因で現在の帝王切開という語に至っているようです。


<俗説 例1>

ラテン語では帝王切開のことを「sectio caesarea」(セクチオ・カエサリア)という。
いずれも“切る、切り刻む”という意味で、もともと手術に近い表現。

ところが、これをドイツ語に訳す際、「caesarea」を「caesar」(カエサル)と誤訳されてしまった。

そしてcaesarとは、ローマ帝王ジュリアス・シーザーのことで、シーザーが帝王切開で生まれたからだという説。

 

 

 

 

<俗説 例2>

ドイツ語では帝王切開のことを「Kaiser schnitt」(カイザー・シュニット) という。

・Kaiser(カイザー):分離する or 帝王・皇帝 という意味。
・schnitt(シュニット):切開する という意味。

カイザー・シュニットは、”切開手術” と訳されるべきところを、”分離”の意味よりも「帝王・皇帝」の意味が強調され「帝王切開手術」と訳されたという説。

                                                 etc…

双子出産の分娩は帝王切開の割合が多い

双子の出産の場合、リスクを少しでも減らすため、通常の出産に比べると圧倒的に帝王切開を勧められるのが一般的なようです。

<双子を自然分娩が可能な病院でも条件付き>
・双子どちらとも頭位(下向き) であること
・母体に合併症が無いこと
・低置胎盤・前置胎盤では無いこと
・妊娠34週目以降で推定体重が双子  ともに約1800g以上あること

※病院によっては上記条件が異なっていたり、”多胎妊娠は帝王切開”と決まっている場合もあります。
 実際、私の場合は1人が逆子だったが、自然分娩を行うことが許されました。
※ 自然分娩を予定していても母体および双子に状態によっては帝王切開に切り替える場合もあります。
 (緊急帝王切開)

以上

るーちゃん

次回もお楽しみに!

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